ラフティングで深まる絆。サークル旅行にオススメの関東近辺の川
- サークル・ゼミ合宿
団体で激流をボートで下るラフティングが今人気
サークルでの旅行は、いかに仲間との絆を深められるかが幹事の腕の見せ所です。寝起きを共にするだけでも、絆は深まります。けれどもサークル旅行の幹事としての責任感を感じている方は、なにか趣向を凝らして絆を深めたいと思うところです。
そこで今回は楽しみながら絆を深めることのできる「ラフティング」をサークル旅行中のアクティビティとして提案します。ラフティングとは、激流のなかをゴムボートで水しぶきを浴びながら下る今人気のアクティビティです。狭いボートのなかで肩を寄せ合い、力を合わせて川を下れば、心理学でいうところの「吊り橋効果」もあって、絆は深まるのではないでしょうか。
しかしラフティングで調べると、関東だけでも両手に余る数のスポットが出てくるため、選びきれないと思います。そこで今回は特におすすめしたい特徴的なスポットを3つピックアップして紹介します。
日本三大急流の1本・富士川(山梨県)
南アルプスの鋸岳を源流とし、その名の通り富士山の麓を流れる川です。万葉集に詠まれたり、源平の戦いの舞台になったりと、人間の栄枯盛衰を眺めてきた川だともいえます。
この川は日本三大急流のひとつに数えられています。その理由は、流れおちる落差が日本三位、最も高い位置から河口までの距離は日本で二番目に短いという自然条件があるからです。
初めてのラフティングをするなら最高の条件の川で楽しみたい、という方に富士川はおすすめです。天然のジェットコースターをお楽しみください。
世界に知られるラフティングスポット・利根川(群馬県)
利根川といえば、日本で二番目に長い川です。温泉地として知られるみなかみ町が今、ラフティングスポットとしてにぎわっています。その人気は、ラフティングの発祥地アメリカにまで轟いており、わざわざ海外からみなかみ町にやってくる人もいるくらいです。
日本で二番目の長さを誇っているだけあり、丸一日かけて川を下るラフティング漬けのプランも用意されています。ラフティングを楽しんだあとは、水上温泉で疲れと汗を流してはいかがでしょうか。アクティビティからの癒しという一つの流れをつくることのできるスポットです。
歌川広重の浮世絵の画の中をゆく・桂川(山梨県)
最後に紹介するのは、これまでのスリル重視のラフティングスポットとはうってかわって、しっぽりと情緒を楽しむことのできるスポットです。
最近、地域おこし協力隊員のアイデアで、ラフティングスポットとして開発された桂川は、歌川広重が浮世絵に描いた場所として知られています。切り立った絶壁の合間を縫うように下るラフティングからは、スリルと同時に趣を感じられます。鮎も泳ぐ清流なので、もしかしたら魚も見られるかも。
アクティビティだけでなく、文化活動も楽しみたいという文化系サークルには特におすすめです。
これから注目度はさらに急上昇のラフティング
2017年には日本でラフティングの世界大会が開かれます。最先端の旅のアクティビティとしてこれからさらに注目度が急上昇することでしょう。スリルあり、共同作業ありのラフティングをサークル旅行のプランに加えて、サークルの絆を深めてみてはいかがでしょうか。