幹事さん、本当にお疲れ様です! 楽して社員旅行が盛り上がる条件!

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いきなりなのですが、社員旅行にどんなイメージを持たれていますか?

「いつも仕事をしている人たちと一緒の旅行で楽しみだ」…何て方は意外と少数なのではないでしょうか?会社外での飲み会ですら「行きたくない」と答える新入社員を始めとする若い世代…しかも、そんな風潮は若い世代だけじゃないのです。

2017年のインターネットのアンケート調査によると「会社外での交友の場は必要か?」という問いに対して20代〜60代の会社員の半分以下の人たちが、「飲み会は仕事の一環ではない」と回答しているのです。ゆとり世代・悟り世代なんて言葉も流行っているくらいです。やっぱりどの世代の方も自分の時間を大事にしたい世の中なのですね。そんな扱いをされている「会社の飲み会」が一晩で済まなく、日数を取る「旅行」になるのです。若い世代より、幹事を任されるあなたこそ、上へ下へと気を遣わなければならないので、旅行と言っても気なんて休まらないと思います。

いきなりマイナスな事ばかりを書いてしまいましたが、何が言いたいかというとまずは幹事を任されてる方にまず「本当にお疲れ様です!!」と心から言いたいのです。しかし、同時に、だからこそ上記のような風潮の中「社員旅行」を成功させる幹事さんって本当に株も上がってしまうものなのですよ!そこで今回は社員旅行と聞いて気が重くなってしまう幹事さんのために、行けるみんなが楽しくなる社員旅行のコツを幾つかご紹介しちゃいます!

まずは、出来る限り「本当の無礼講」に近づけること!

社員旅行に飲み会はセットと言っても過言じゃないですよね。よく「まぁまぁ今日は無礼講だから」という言葉を聞きますが、実際に無礼講になる事ってまず間違いなくありえないですよね。偉い人が偉そうにしてるだけでピリピリしたムードが漂い、飲んでも何も楽しくありません。聞いた話だと若手同士が盛り上がっていると、面白くない上司が「あれ静かにさせろよ」と命令をしたりする。そうすると、社員旅行にも行きたくなくなってしまいます。

ここでいうところの無礼講とは「(上も下も可能な範囲で楽しみたいから)探り探りやっていこう」の状態なのです。なので飲み会に関しては旅行前に幹事さんは上と下に1人でいいので仲間を作っておいてください。そもそも幹事さん1人で大人数を飲み会で回すのが不可能な話なのです。上には「下がご迷惑をおかけするかもしれないのですが、仲良くしたがっているので多めに見てやってください。」下には「上が偉そうにするかもしれないからさ、あんまりにもお酒が盛り上がっちゃたら、上司の顔色みてくれ。」どちらにも「あなただから頼む」というスタンスが大事です。大人数の飲み会は連携で小コミュニティーを形成しながら乗り切りましょう。もっと言えば『社員旅行=温泉旅館で宴会』というイメージを払拭、飲み会自体を分けてもいいかもしれません。

団体行動をなるべく避けるべし!

次に意外と盲点な上、一番大事なこととして、「社員旅行だからといって『みんなが一緒に楽しむ』ことは限界がある。個々人が楽しい思い出を作れればいい」という事を念頭においてください。

これは幹事さんが一人一人まで面倒みろという事ではありません。単純に全員を見切る事など出来ないのですから、大胆に言ってしまえば放置すればいいんです。具体的には、まず「団体行動」をなるべく避けるのは手の1つです。幹事を任されると徹頭徹尾「仕切らなくては」と考えがち、しかし考えてもみてください。観光地や食事、全ての人が満足するプランなんてあるでしょうか?
例えばこれは実際にある会社が社員旅行に実施している試みなのですが…大阪に社員旅行にいく場合。若い人はユニバーサルスタジオジャパンなどのテーマパーク、その他の世代には「なんばグランド花月」とコースを分けているらしいんです。飲み会同様「社員旅行」だけどできるだけ少人数に分けて動くことでコミュニケーションが増えるという場合もあるのです。

またもっと幹事が楽をするためにも、半日自由な時間を作るのも1つ。

プライベートで近しい人とすら、ずっと一緒にいる事を窮屈に思う人もいる中で…ましてや社員旅行。仕事上の付き合いの人たちとずっと一緒にいたら人疲れを起こしてしまい楽しくなくなってしまう事も十二分に考えられます。

そこで、ここは皆さんが一息つくためにも、思い切って自由行動という選択肢を考えてみるのもいいんじゃないでしょうか?観光地であればあるほど 見所は多くなります。

自由行動に抵抗がある人は、事前にいくつか調べて提示、そんな事しなくても自由行動がある旨をあらかじめ伝えておけば、各々勝手に行きたい所を調べるものです。

選びに選んだ窮屈なプランでみんなが70点を取るよりも 各々が100点を取れるプランの方が幹事さんとしての株も上がるってものではないでしょうか?

社員旅行でのシングルルームが意外に喜ばれる!

あとは、盲点なのが部屋ですね。上で書いた事にもつながってきますが、4〜5人の部屋で布団を並べて寝るのが嫌だという意見もあります。修学旅行ではないので、シングルルームを抑えるのも一つの手ですよ!繰り返しになってしまいますが、いくら社員旅行と言っても、全員が同じ楽しみを共有する事は難しいです。ですので、みんなが楽しいと思うところだけを抽出するような心配り、放置するところは放置してみんなが満足できる社員旅行の幹事をして、楽に株を上げちゃいましょう!

参考

https://sirabee.com/2017/07/01/20161178796/