団体旅行をなるべく安く!コストを抑えるポイント、削るべきでないポイント
- 社員旅行
こんにちは。埼玉県の旅行会社、団体旅行コンシェルジュです。
団体旅行、社員旅行などを行う際に一番気になる点として予算があると思います。どんな旅行であっても良いところに安く行きたいものです。参加者や会社の要望で「安く抑えたい」と言われて頭を抱える幹事さんも実際にたくさんいます。
でも予算を削るところを間違えてしまったら旅行全体としての満足感が損なわれてしまいます。しかし削るところを間違えなければ、旅行の満足感を損なうことなく安い旅行をすることができます!今回は削るべきポイント、削らない方が良いポイントをご紹介いたします。
削ることができるポイント
アクティビティにお金をかけすぎない
その会社の業種にもよりますが、どこかの観光に行くというよりはホテルに行って飲み会を早くしたいという会社さんも多いです。飲むことが好きな人が多いのかでアクティビティの内容、量などを考えることをオススメいたします。
特に入園料のかかる場所に行くアクティビティは避けるべきです。入園料のかからない景勝などに行く方が安く済むでしょう。また、アクティビティの数を減らすことによってバスの乗車時間、移動の回数が減るのでゆったりとした行程を組めて疲れがあまり溜まらないような旅行になります。
移動距離を抑える
バス、新幹線、飛行機いずれにしろ移動距離が伸びるほどよりお金がかかるようになります。近場の場所を選ぶことによって交通費を抑えることができます。参加者の中には遠い場所を要望される方もいるかもしれませんが、「場所を近場にすることで宿のグレードを上げることができますがどうしましょうか?」と問いかけをすることで参加者の方に納得していただけると思います。
二日目の料理を抑える
1日目にたくさんお酒を飲む会社が多いので、全体的に2日目には食に対する欲求が下がります。移動のバスの中で寝ている方も格段と多くなります。そのため、食事のコストをそこで抑えたとしても旅行全体に対する満足度の影響はあまり見られません。また、二日目の料理は比較的さっぱりとしたものを選ぶと喜ばれます。
ガイドを削る
これは参加者によって意見が分かれるところですが、お酒や食事、温泉などがメインの旅行であればバスの中の旅行ガイドをつけなくても問題ありません。ガイドを削るだけでも5万円ほど安くすることができます。社員旅行をつつがなく進めるという点では添乗員だけでも十分です。逆にバスガイドがいなくてもカラオケをしたり、ゲームをしたりすることで楽しめることもできます。
削ってはいけないポイント
宿泊施設
宿のサービスの質を下げると旅行全体の満足度が下がってしまいます。旅行が悪いなと感じられてしまった場合、幹事さん自身への評価が下がってしまう可能性もあります。宿代が一人二千円ほど上げると選べるホテルのグレードを大幅に上げることができます。つまり、アクティビティなど前述のポイントでコストを抑え、こう行ったところにお金をかけることで同じお金でも満足度を上げることができます。
1日目の料理
先ほど二日目の料理の予算は削っても良いとお伝えしましたが、1日目は逆で、より予算をかけるべきです。美味しいものとの期待も高まっているので1日目の昼食、夕食に値段をかけると良いでしょう。
添乗員
バスガイドは削るべきだと述べましたが、添乗員は残しておくべきでしょう。宴会場の案内や、昼食のお店とのやりとり、宿の仲居さんとのやりとり、急なトラブルの対応など、団体旅行中にもやることはたくさんあります。これを全て幹事さんがやろうとすると参加者からにしても大変そうに見えてしまい、実際大変です。このような裏方の仕事は添乗員に任せましょう。
まとめ
交通費、アクティビティを削って宿と1日目のご飯に予算をかける。団体旅行の満足度を上げるためにはこれに尽きます。もちろんこれが全ての会社に当てはまるわけではありませんが、多くの場合はこの考え方が合うと思います。参加者の意見を聞いて、もしお昼にいくスポットが大事だと言うのであればそこを大切にするなどして融通を利かせてみましょう。