果物狩りから工場見学まで!関東で夏の団体旅行を楽しむヒント9つ
- サークル・ゼミ合宿
こんにちは、埼玉県越谷市で旅行代理店を営んでいる団体旅行コンシェルジュです。
夏に旅行といえば、長期休暇を利用して海外などの遠い場所へ4~5泊するパターンが多いように見受けられます。しかし最近は、日帰りや1泊で行けるような近場で名産品を楽しむツアーが長期旅行と同じくらい人気になってきています。
そこで今回は初夏から夏にかけて関東圏内で楽しめる団体旅行をご紹介します。
6月
さくらんぼ狩り・ワイナリー見学–山梨
6月は山梨のさくらんぼがオススメです。様々な品種が栽培されており、7月上旬までが旬のものもあります。特に今年は快晴の日が続いたため、成長が早く、6月初めから楽しめます。ハウス栽培をしている果樹園では5月下旬からさくらんぼ狩りができます。このことはあまり知られていないため、空いているときに行きたい方にオススメします。
甲府あたりは、さくらんぼの名産地で、無制限狩り放題・食べ放題のサービスがある果樹園が多いです。他の果樹園にもこのようなサービスがありますが、それは後ほど紹介します。
また山梨県はワイン製造も盛んで、国際的に評価が高いワイナリーが県内に集中しています。その多くが一般に開放されており、工場見学の後にワインの試飲ができます。
6月に行われる山梨県の団体旅行は、ワイナリー見学とさくらんぼ狩りのセットでのツアーが数多く販売されています。日帰りでも十分楽しめるので忙しい方にもオススメです。
茨城県鉾田市–メロン狩り
茨城県はメロンの生産数が日本一です。中でも鉾田市は、市をあげてメロンの栽培に注力しており、蔓についた状態のまま完熟させる木熟メロンが名産品です。
鉾田市は水郷潮来あやめ園や鹿島神宮とも近いので、この二ヶ所を観光してからメロン狩りに行くルートがオススメです。
7月
桃狩り–山梨県甲府市
桃の名産地は日本中にたくさんありますが、甲府盆地は他のどの盆地よりも果物の栽培が盛んで、品質も高いことで有名です。桃も名産品の一つであり、他の桃とは一線を画す味です。
さくらんぼやぶどうも一緒に栽培している農園もあり、品種によっては時期がかぶるため両方食べられることもあります。
甲府盆地では、狩り放題・食べ放題サービスを行なっている果樹園が多く、他の果樹園と差別化を図るために、雨でも果物狩りができるところや、とれたての桃を使ったスウィーツを提供している果樹園などもあります。
このようにサービスが多様化しているため、近くの農園をまわって違いを楽しむことができます。
ラベンダー畑–山梨県河口湖付近
河口湖の湖畔に位置する大石公園と八木崎公園では毎年6~7月にかけてハーブフェスティバルが開催され、ラベンダーをはじめとした様々な花畑を見ることができます。ガーデニングにも趣向が凝らされており、段状の花畑や、壁一面に花が咲いているスポットなどもあります。
屋台で売られているラベンダーソフトクリームと、山桜・クヌギの木のチップを使用して作られた薫製肉は美味しいと評判です。
ニッコウキスゲ–長野県霧ヶ峰
霧が峰にはビーナスラインという車道があります。この道沿いにはニッコウキスゲが群生しており、時期になって花が咲くと黄色い絨毯があたり一面に敷かれているような美しい光景を車から見ることができます。レンゲツツジやコバイケイソウなど他の花の群生地もあるので、季節ごとの違いを楽しめます。
桔梗屋の信玄餅詰め放題–山梨県笛田市
老舗・信玄餅専門店桔梗屋の本社工場では毎朝9時半から信玄餅詰め放題が行われます。1個160円の信玄餅を1袋220円で詰められるのでかなりお得です。そのためこのイベントは大盛況で、朝8時から来客用の駐車場が満席になります。なので朝5~6時半までに工場に着くのがベスト。また無料・予約なしで工場見学もできます。詰め放題の後にいかがですか?
桔梗屋本館では信玄ソフト、信玄揚げパンなどの信玄餅の材料を使ったスウィーツが販売されています。長期保存ができる商品もあるのでお土産として買う方も多いそうです。
和こうの甲州牛–山梨県韮崎市
和こうは韮崎インターから2分のところにある甲州牛(甲州産かつ品質ランク4等の黒毛和牛)専門レストラン。メニューは焼肉(網焼き)・網焼きステーキ・しゃぶしゃぶ・すき焼き・ビーフシチューの5種類と数はあまり多くありません。値段も1,300~5,000円とかなり高価です。しかし、材料は全て自家農園産の素材を使用しており、料理のクオリティはかなり高いと評判です。
パン工房も併設されており、そこで作られたパンの販売も行われています。数には限りがあるため、購入をご希望の方は来店前に予約・確認をしておきましょう。
8月
ブルーベリー狩り–東京都小平市・茨城県つくば市・山梨県北杜市
関東圏内では上記の箇所がブルーベリーの三大産地となっています。ブルーベリー狩りはあまりメジャーではなく、一般に開放されているブルーベリー農園は穴場となっているのでオススメです。
小平市では小平ブルーベリー協議会という農業組合が町おこしのために、ブルーベリーワインやブルーベリーチーズプリンなどの加工品を生産・販売しています。ブルーベリー狩りの後にお土産として購入する方が多いそうです。
つくば市や北杜市では収穫体験で穫れたブルーベリーのお持ち帰りができる農園が多いです。
アサヒビール工場見学–茨城県守谷市
「8月に猛暑の中外で遊ぶのはちょっと…」という方にオススメ。
守谷駅から送迎バスで10分のところにある大規模な工場です。
工場を見学する前に係員の方がビールの製造過程を映像付きでわかりやすく説明してくれます。製造エリアはかなり広いため工場見学では壮大な製造工程を見ることができます。試飲の1本目はアサヒスーパードライに限られますが、2・3本目は高級品のドライブラックとプレミアム豊穣の2種類から選ぶことができます。おつまみも無料で提供されており、ビールと一緒に楽しめます。
ビール工場なので大人しか楽しめないと思われがちですが、三ツ矢サイダーのイベントが開催されたり、ソフトドリンクの提供なども行われているので、お子様と一緒に楽しむこともできます。
見学の予約はホームページか電話でできます。