【2018年度版】満足度の高かった社員旅行から学ぶプランの立て方

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団体旅行の幹事様に役立つヒントを提供している団体旅行コンシェルジュです。

新緑が鮮やかな季節になりましたね。GWも終わってしまいましたが無理せず日々の業務を頑張っていきましょう。

さて、弊社では社員旅行のご相談を承ることが多いのですが、中には「急に社員旅行へ行くことが決まってしまって……」と救いの手を求める幹事様もいらっしゃいます。

年度末に福利厚生を利用して社員旅行に行くケースや、外国人の社員が帰国する前に記念で旅行に行くケースの場合、毎年恒例で行われているような社員旅行と比べて準備期間が短く、多くの幹事様は対応に奔走することになります。

突然社員旅行に行くことが決まり、幹事になってお困りのあなた。団体旅行コンシェルジュにお手伝いさせてください。

この記事では、実際に唐突な社員旅行のご相談を受けた際にご提案させていただいたプランをご紹介するとともに、準備期間の短い旅行であっても参加者が満足するプランを立てるために知っておきたいポイント2点を解説します。

Case1:富士山と温泉を満喫したい外国人社員のための旅行プラン

富士山

外国人社員が帰国することが決まり、急遽社員旅行に行くことが決まったこのケースでは、幹事様から「2週間後に40人で旅行に行きたいので手配をお願いしたいです」と依頼されました。

日程も間近に迫っていましたが、どんな依頼であっても要望をじっくりヒアリングしたうえでプランを立てていきます。

このケースでは

・富士山を見たい

・温泉のあるホテルに宿泊したい

という2点が要望に盛り込まれていたので、行き先やルートが自然と絞られます。

社員旅行の行程に「富士山」をプラスするのであれば、どうしても体力が必要になってしまう登山よりも、湖から「日本一高い山」のダイナミックさを肌で感じるのが一番です。

そのため、山中湖で水陸両用のカババスに乗車し、富士山の絶景を心ゆくまで楽しめるようなプランをご提案しました。

また、日本が誇るリニアモーターカーの見学ができる山梨県立リニア見学センターも行程に組み込むことで、超速のリニアを間近で見られるという珍しい体験もできるようにしました。

そして、宿泊するホテルは信玄の隠し湯、下部温泉のホテルをおさえました。

こちらは石原裕次郎さんがかつて怪我をしたときに滞在したホテルで、当時の建物がそのまま残っているため温泉の質を求める方はもちろん、彼のファンにも強くお勧めできる宿です。

宿泊料も1人1万円ほどとお手軽であるにも関わらず、泉質だけでなく料理のクオリティも高いことが強みの宿ですね。

そのおかげで外国人社員の方が非常に感動してくれた、と幹事様から感謝されました。

夜は宴会場で盛り上がって飲むことができたそうで、思い出に残る社員旅行になりました。

このように、準備期間が短い社員旅行であっても、旅行の主役である方の要望をしっかり叶えられるプランを考え、そこに+αの価値を加えるだけでグッと参加者の満足度を高められることがこのケースからは分かります。

Case2:社員の年齢層や好みから立てる伊香保温泉プラン

つい数週間前も50名ほどを群馬にお連れしました。その時に宿泊したのは伊香保温泉のホテル木暮です。

伊香保温泉 ホテル木暮
画像引用元:ホテル木暮

こちらの旅館は宿泊料が1万3000円程度であるにもかかわらず、季節に応じて日本各地から厳選された食材を使用した料理を味わうことができるため、せっかく旅行するなら美味しいものを食べたい!という方も納得の宿です。

何よりもロケーションが非常に良く、露天風呂では真っ赤な夕日を背に佇む山々を見ながら湯に浸かるというくつろぎの時間が約束されています。

非常に好評を博した宿でしたが、ここまで参加者に満足していただけたのは「旅行後、仕事に響かないようにゆったり過ごしたい」という社員の要望に沿ったプランを立てられたことに他ならないでしょう。

これは一体どういうことでしょうか。

この社員旅行では定番の富岡製糸場……ではなくサファリパークに観光しに行きました。

それは、参加する社員が若かったため、世界遺産よりもアクティブなものを取り入れた方がより楽しめると思ったからです。

とはいえ、サファリパークで楽しんだ後はやはり疲れてしまいます。さらに、飲みが多い会社だったこともあり早めにホテルにチェックインし、翌日はゆったり過ごせるようなプランにした方が旅行から帰った後も元気に働けるだろう、と考えました。

その結果、長く滞在することになるホテルの質を重視し、飲みも温泉も存分に満喫できるようにしたのです。

このように、旅行に参加する社員の年齢層や求めていることを踏まえることで、通り一遍ではない本当に満足度の高いプランを組み立てることができるのです。

旅行の盛り上がりポイントや飲酒の有無でプランの立て方は大きく変わる

旅行 プラン

先述のケースを通し、プランを立てる時に知っておきたいポイントは2つです。

・旅行の目玉、盛り上がりのピークは何か

・お酒をたくさん飲む予定があるかどうか

旅行に参加する人の多くが楽しみにしている目玉イベントはなんなのか、どんなことに期待して旅行に参加しているのかという点を明確にすることで行き先はもちろん、付随するプランも自然と決まっていきます。

そして、宴会でお酒をたくさん飲む予定がある場合は二日酔いになる参加者も出てくると考えられるため、翌日の行程をゆったりめにしたり昼食を軽めにする、という配慮が求められるのです。

そして我々団体旅行コンシェルジュは、この2点を念頭に置いた上で「自分もこの旅行に行きたい!」と心から思えるプランを提案するようにしています。

それほど自信を持って勧められるプランだからこそ当日もばっちりアテンドすることができるのです。

もし社員旅行でお悩みでしたら、団体旅行コンシェルジュまでお気軽にご相談くださいね。