今年の夏は団体旅行で花火を見に行こう!

  • サークル・ゼミ合宿

こんにちは。埼玉の旅行会社の団体旅行コンシェルジュです。
だんだんと暑くなってきて半袖でも汗をかく季節になりましたね。夏といえば何を連想しますか?海にお祭り、花火など色々なイベントが思い浮かぶと思います。今回は団体旅行で花火に行く夏をご提案をします。

無類の花火好きな私がオススメするこの夏団体旅行で行くべき花火大会TOP5をご紹介いたします。花火のために旅行することはあまり無いかと思います。そこで団体旅行といったたくさんの仲間と一緒に楽しみながら旅行できる機会を使ってぜひ、日本屈指の花火を見にいってみてください!

1位 大曲花火 秋田

私が日本で一番だと思う花火大会は秋田の大曲花火大会です。大曲花火大会というのは実は通称で、本当は全国花火競技大会という名前なんです。競技大会と言われているように、全国から選出された花火師たちが一定の時間の間に花火を打ち上げて美しさを競う大会でもあり、一番綺麗だと認められた花火師たちには内閣総理大臣賞が贈られます。日本の花火大会の中で内閣総理大臣賞が贈られるのはこの花火大会ともう一つ土浦の花火大会しかありません。

花火は丸いものである、という概念を打ち破ったのがここの花火なんです。今ではよく見られるようになったキャラクター花火やハート型の花火、時間差で色が変わったりする花火もこの花火大会で生まれたとも言われています。
先ほども申し上げたように全国各地から選出された花火師たちが打ち上げる花火なので、中途半端なものはなく盛り上がること間違いないです。
この花火大会は100年以上の歴史があり、納得の花火の迫力を感じることができると思います。

2位 長岡の花火 新潟

2位は新潟県の長岡の花火です。ここの花火のことは皆さんも何処かで聞いたことがあるのではないのでしょうか。長岡花火は先ほどご紹介した大曲花火と並ぶ日本三大花火大会の一つです。花火大会が行われる長岡まつりは例年8月1日から3日の間に開催されますが、実はこの時期には意味があるんです。そもそも長岡まつり花火大会が始まったのは1945年、8月1日にあった空襲がきっかけです。1日の夜に長岡市内を焼く1時間半ほど爆撃機が遅い、1486名の命が失われました。翌年からこの空襲で亡くなった方々の慰霊のため、恒久平和のためにこの長岡まつり、長岡の花火が始まりました。
空襲があった1日は慰霊のために白一色の花火が3玉打ち上げられ、鐘が鳴らされます。他にも灯篭を流したり、神輿が出たりするので花火を楽しむだけでなく平和への祈りも一緒に捧げていただきたいです。
2、3日は花火大会が行われます。約20000発打ち上げられるこの花火は圧巻です。特に注目していただきたいポイントは多様な種類のスターマインが空に打ち上げられるところで、音と光の迫力が圧倒的です。

しかし、大会の周辺旅館はどこも混んでいて予約が取りにくいです。そんな中、私たちがオススメしたい穴場旅館は蓮平温泉の旅館です。花火会場から車で20分ほどのところにあるここの旅館は当日には花火会場まで送迎してくれるサービスがあります。会場周辺が混雑する当日でもこの蓮平温泉からの道路はあまり混まないのでオススメです。

3位 柏崎花火 新潟

3位にご紹介するのは新潟県のぎおん柏崎まつりで開かれる柏崎花火大会です。この花火大会の特徴は海の上、そして海中から花火があげられることです。海中花火とは、花火を水中で打ち上げることによって、蓮の花のような花火が水上に広がることです。花火は火薬で燃えているのではなく、化学反応によって燃えているので水の中から打ち上げても不発になることはなく、綺麗に咲くようになっているのです。水の上に綺麗に広がる花火は見た人たちにとっては忘れられない光景となるでしょう。そして尺玉が300発連続で打ち上がるのも見逃せません。迫力が半端じゃないです。
海の上で打ち上げられるので会場の席数がとても多く、そしてどこからみてもとても綺麗なので団体旅行にはぴったりです。また、柏崎の海鮮料理もとても美味しいので旅行に来た人みんなで海の幸を楽しむのも良いのではないでしょうか。

4位 熱海の花火 静岡

熱海の花火も3位の柏崎花火と同様に、海の上から打ち上げられる花火の一つです。ここのオススメのポイントは海上からの花火を目で見て楽しむことだけでなく、花火の音も楽しめるところです。熱海の海は3つの面を山に囲まれている「すり鉢状」の地形のため、海で打ち上げられ花火の音が山に跳ね返ってサラウンドのような効果がでます。このような海と山に囲われた地形で開催される花火大会は全国でも数少なく、全国トップクラスのロケーションとも言われています。
そして、この花火大会は年に十数回行われます。夏だけでなく、秋や冬にも花火が打ち上げられるために、なかなか日程が合わない団体旅行でも行きやすいというメリットがあります。さらに、遊覧船に乗りながら海の上で花火を楽しむこともできます。団体で貸し切って宴会をしながら花火を見るのはとても良い経験になるのではないでしょうか。

5位 土浦花火大会 茨城

5位の土浦花火大会は、1位の大曲花火大会と同様に正式名称は土浦全国花火競技大会といい、内閣総理大臣賞が贈られる花火大会の一つです。また三大花火大会の一つでもあります。毎年10月の第1土曜日行われるこの花火大会は他の花火大会と比べて時期が少しずれますが、夏場の締めとして見に行くのも良いのではないでしょうか?また、茨城までは東京から1時間半しかかからないので泊まりがけでなくても日帰りの旅行でもオススメできます。
もちろん花火も迫力があり見るべきですが、花より団子が好きという方も多いですよね。そんな方にぴったりな花火がこの土浦花火大会です。名物に花火弁当というものがあり、常陸牛を使ったものや松茸を使ったものなどとても美味です。ぜひ花火を見ながら食べてみてください。

いかがでしょうか。これからの暑い夏は花火をたくさんの友達、同僚などと一緒に見に行くのは良い経験になると思います。その際はぜひ私たち旅クラブジャパンにご相談ください。